経済学部高橋ゼミ

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経済学部高橋ゼミ 2016-10-20T16:06:34+00:00

ゼミ概要

経済学部高橋ゼミでは、「統計データを使うことで何がわかるのか」というテーマの基、統計データを用いた分析を行っている文献の輪読を行うとともに、ゼミ生の皆さんが日常生活で感じる疑問点について、実際にどのようなデータを用いて考えてゆけば良いのかについて議論を行っています。具体的には、野球に関する文献(マイケル=ルイス著『マネーボール』)や、犯罪等に関する文献(スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー著『ヤバい経済学』)、日本の労働問題に関する文献(玄田有史著『仕事のなかの曖昧な不安』)などの輪読を行い、統計学(計量経済学)を使うことでどんなことが分かるのかを学んでゆきます。このような文献の輪読を通じ、ゼミ生は「『常識』だと思っていたことが、現状とは全く異なっていた」といった経験をすることになります。より具体的には、「送りバントや盗塁は得点に影響を持たない」「画期的だと思っていた犯罪対策は、実は大きな意味を持たなかった」「中高年のリストラが問題視されていた時期に、より苦労していたのは若年者だった」といったような内容を、輪読から学びます。それにより、「先入観にとらわれず、本当に重要なことは何か」という視点を身につけることが、三年次でのゼミにおける到達目標となります。四年次では、「実際に統計データを使い、卒業論文を作成する」ことが目標となります。テーマは自由で、これまでのゼミ生活で得てきたものを、実際に卒業論文という形に残すことになります。

『マネーボール』で学ぶ「セイバーメトリクス」

具体的事例でより理解を深める

三年次のテキスト『マネーボール』では、米大リーグ、オークランド・アスレチックスが「セイバーメトリクス」と呼ばれる統計学的手法を用いて、裕福でない球団をリーグ優勝へと導く過程について学びます。そこでは、「送りバント」「盗塁」「守備」などが、勝利のためには重要でないことを統計学的に明らかにし、また外見や怪我等の理由で埋もれていた有能な選手を、統計学を用いて発掘することで、チームが強化されてゆく様を知ることになります。特にゼミ生に野球経験者が多い事もあり、直観に反する内容を知ることになり、大いに議論が盛り上がりました。

『ヤバい経済学』でみる社会問題

リアルを識る

三年次のテキスト『ヤバい経済学』『仕事のなかの曖昧な不安』では、それぞれ「犯罪」「失業等の労働問題」に関し学びました。『ヤバい経済学』では、「割れ窓理論」と呼ばれる考え方が、アメリカにおける犯罪減少に貢献したかを検証し、あまり大きな影響を持っていないという結論を得たことを確認しました。『仕事のなかの曖昧な不安』では、中高年のリストラが社会問題となっていた時期において、中高年よりも若年者の方が、仕事がなくて苦労していた、ということを学習しました。いずれのテキストでも、新聞やニュースで取り上げられるような話題ばかりが現実ではない、ということを知ることとなりました。

集大成「卒業論文」

卒業論文のテーマは自由

四年次のゼミでは、三年次での学習内容を基に、卒業論文を執筆することになります。はじめに、卒業論文を作成するための「文章の書き方」を学びます。具体的には、「字数制限に慣れる」「与えられた文章を要約する」「課題文を『否定』するのでなく、『批判的』に論じる」といったテーマ設定を行った文章作成のトレーニングからスタートします。その後、ゼミ生各人の興味関心に基づいたテーマ設定を行い、データの収集、統計解析のトレーニングなどを経て、実際の卒業論文作成へと移行していきます。卒業論文のテーマは自由であり、「スポーツ」「エンターテインメント」「消費行動」など多岐に渡ります。

実際のゼミ活動

高橋ゼミにおいて最も大切にして欲しいことは、「どんなことにも積極的に挑戦し、そこから必要なことを学び取る」ことです。上記のように、文献から「先入観にとらわれない」ことを学ぶことを大切にしているゼミですが、このことは、教室を出てのゼミ活動にも表れています。高橋ゼミでは、積極的に課外活動を多なうことを奨励しています。具体的には、香椎祭への模擬店出店、学長杯ソフトボール大会への出場、他大学のゼミナールとの交流などを前年度に行いました。一見、脈絡のなさそうに見えるこれらの課外活動ですが、模擬店で利益を出すための方策は、経済学の「需要・供給曲線」における原則と同様である事、経験者の少ない中でのスポーツ大会への出場や、他大学のゼミナールとの交流では、「先入観が、時として自分たちの行動を阻害すること」などを学ぶことになり、教室内でのゼミ活動と同様の方針で行っていると言えます。

是非このゼミを選んで欲しいひと

  • 色々なことに積極的に挑戦したい人
  • 自分たちで楽しみを見出すことが出来る人
  • 好奇心が旺盛である人

ゼミ生の声

「楽しみながら成長できるゼミです」
四年生, 経済学部
「色々なことを体験し、自分を成長させることの出来るゼミです」
四年生, 経済学部
「チームワークの大切さを学ぶことができます」
四年生, 経済学部